アウトサイダー(本サイトでは『本流で生きられない人』と定義)にとって、社会常識に従い生きていくことは難しい。
なかでも、会社組織で上手く立ち回ることができず、結果として足を踏み外してしまう同士もいた。
ただ、だからと言って、会社組織外で生きていくことができる能力を持った人間は、アウトサイダーか否かを問わず多くはない。
だから私は、会社で働くことを決して否定しない。
それどころか、そのアウトサイダー気質を活かして行くことで十分に会社で活躍することは可能だと思っている。
そのためにも自分は何のために働くのか、仕事を通じて何を手に入れ、どのような人間になりたいかをはっきりさせる必要がある。
それらから逆算して、今の仕事を継続するのか適切か、はたまた他の仕事をしたほうが良いのか判断しなければならない。
アウトサイダーのための転職ロードマップは『転職決意編』『転職活動実践編』『クロージング編』の3段階で構成されている。
『転職活動実践編』『クロージング編』は、私自身の複数回の転職経験で培ったTipsを共有してすることがメインテーマなので、最も見て欲しいのは全てのベースとなる『転職決意編』である。
『転職決意編』は、自身の心の中にある本当の想いを整理し、その想いに通ずる「仕事を通じて手に入れたいもの」を抽出することで「理想の姿」の言語化に努める。
そして、あくまで手段として仕事を見た時に、「仕事を通じて手に入れたいもの」を今の仕事で得られるか、転職したほうが良いかを判断するという流れだ。
それぞれの記事ではフレームワークの紹介に留まらず、私が何を想い、転職を志すに至ったか、正直な考えを吐露している。
思考をめぐらせる上で重要なルールはただ一つ、「自分に正直に向き合うこと」である。
これらのステップを経て、最終的に転職ではなく現職に留まったほうが良さそうだという結論になったとしても当然何の問題もない。
「自分に正直に向き合うこと」という唯一絶対のルールを守り、現職に留まるという結果になったのであれば、そのような仕事に就いているという現状の幸せを噛み締めるべきである。
反対に、転職したほうが良さそうだ、という結論に至った方々に伝えたい。
ぜひ『転職活動実践編』に進み、内定後は『クロージング編』を参照されたい。
未来は必ずもっと良くなる。己を信じよ。